PLANNER STORY お客様の可能性を切り拓く プランナーストーリー②

PLANNER STORY

プランナーストーリー②

アーバンフューネスだから出来ること。自分でなければ、出来ないこと。steam

2016年入社

高山 岬Misaki Takayama

葬祭事業部エンディングプランナー

同じ想いをもって働ける人がいるか
どうか。

アーバンフューネスとの出会いは大学2年でした。就職についていろいろ思いをめぐらせたとき、自分はどんな業種で働くかよりも、一緒に働く人が同じ想いをもって働けるかどうかが一番大切であることに行き着きました。そこから“理念”メインで就職先を探し始めます。

とは言え、当時の私はまだまだ考えが学生で、理念や想いを大事にしている人たちといえば、真っ先に思い浮かんだのがNPO団体。暇さえあればインターネットで運営理念や企業ポリシーを検索して、気になった組織や施設、企業をブックマークしていた中に、偶然“100人いれば、100通りのお葬式”という言葉が飛び込んできました。その頃は「なんか面白いこと言ってる会社だな」くらいの印象で、取りあえずブックマークだけしておきました。

ノーマークだった会社へ

大学3年の後半、いよいよ本格的に就職活動が始まると、それまでNPO団体や児童養護施設をメインで探してきた中で、理想と現実の差が徐々に浮き彫りになってきました。

あくまで私の個人的な印象ですが、どうも皆さん上からというか、“してあげてる感”が強いというか。ちょっとした言葉の端々に、そういう感じが見え隠れして、「なんか嫌だな」「結局こうか」と思うことが増えるにつれて、自分の就活の方向性も変わっていきました。

そんな折、過去にブックマークした会社を見返していると、印象に残っていたアーバンフューネスが新卒募集していることを知りました。そして3年生の春休みにマイナビに登録して、すぐに説明会を受けることに決めました。

葬儀業界ということで、静謐で暗い会社をイメージしていましたが、実際に訪れてみると、職場の雰囲気は活気があり、社員の皆さんがテキパキ働いていて「ノーマークだったけど、ちょっと面白そうな会社だな」と感じたことを覚えています。

そして何より気持ちを動かされたのは、中川社長をはじめ説明会に出席された社員の皆さんの話している言葉が、いちいち腑に落ちた点です。「あぁ!それ分かる」「私もそう思ってた!」みたいなことが沢山あって。普段あまり関わりのない業界でしたが、会社を見て、説明会を聞いて、私が就職で一番大切にしていた、一緒に働く人が同じ想いをもてるかどうかも含めてフィーリングが合った。ここなら自分が働いていけそうだと思いました。

そこから最終選考に残ることができて、アーバンフューネスにご縁をいただきました。実際に入社して現場に出るようになった今でも、自分の選択に間違いはなかったと感じています。少なくとも私が重視していた“人”というところは、まったく問題ありませんから、それ以外でちょっとくらいしんどくても楽しく働けています。

お父さんの秘密基地。

入社して3年、エンディングプランナーを任されて1年半。今まで150件ほどお葬式を担当させていただきました。その中から、私が特に印象に残っている、きっとアーバンフューネスでなければ出来なかったと思うものを、一つご紹介させていただきます。それは歯医者さんご一家のお式です。私がお打ち合わせに行くと、自宅の隣が歯科医院になっており、亡くなられたお父さんが開業して、同じく歯科医の奥様と二人三脚で治療を行ってきたそうです。

そんなお父さんは、多趣味なうえに手先も器用で、ペーパークラフトで本物そっくりの繊細なお城や飛行機を作ったり、バイオリンを演奏したり、オーディオに凝ってみたり、あとはカメラ、ビデオ、DIY(日曜大工)に至るまで、多彩で幅広い趣味の持ち主でした。

お打ち合わせも趣味の話で盛り上がり、少年のように趣味を楽しんでいたお父さんの姿を見るのが嬉しかったから、最期までそういう人で居てもらいたい。また、お父さんは堅苦しいことが大嫌いな性格で「凝り固まった儀式みたいなものは、自分の代で取っ払うぞ」と、かねがね話していたそうです。

ですからご家族も無宗教葬ということだけ決めていました。そこで私からお式での過ごし方についてご紹介しました。

お式では、お父さんの作ったペーパークラフトをいろいろ並べて、モニターで故人様が撮影したホームビデオを流しながら、皆さん過ごしてもらうことにしました。自宅2階にあるお父さんの趣味部屋には、オーディオなども設置されていますが、残念なことに部屋のサイズにぴったり合わせて、DIYで自作した棚の中に備え付けられているので、式場に移動することは不可能でした。

お父さんは病気になってから2階の趣味部屋に上がることが出来なくなってしまいました。亡くなった後も、ご遺体を2階に上げるのは難しいので、1階でお休みになっています。そこで私は、大好きだった趣味部屋の雰囲気だけでも式場に再現できればと考えましたが、物理的な制約から部屋から運び出せるのは、小物類が中心になってしまいました。

お打ち合わせの帰り道、私は「もっと違う角度から、お式を提案できたのではないか?」と思いをめぐらせるうち“メモリアルスクリーン”の存在を思い出しました。取るものも取りあえずお客様に電話を入れて、「式場の背景に2階のお部屋の写真、使わせてもらえないですか?」とご提案しました。奥様は「2階の写真を!? そんなこと出来るんですか」まったく想像できないようです。それでも私が「お父さんの趣味の部屋で過ごしてもらうような雰囲気で過ごしませんか?祭壇は上手くやり繰りするので費用は変わらずやらせていただきます」と力説すると、「ぜひお願いします」と快諾してくださいました。

当日、式場の扉を開けると、ご家族は、皆さん「うわぁーっ!」と驚かれました。そこはお父さんが生前こよなく愛した趣味がいっぱい詰まった秘密基地が再現されています。奥様はメモリアルスクリーンの圧倒的なリアルさに、「あら!?この絵も2階から持って来たの?」と錯覚されるほどでした。ホームビデオが流れるモニターは、趣味部屋にあるテレビとまったく同じサイズと位置にセッティングしました。

お父さんが望まれていたように、堅苦しい儀式などは一切ないお式の時間。ご自宅に居るようなリラックスした感じで、皆さんイスに腰掛けて懐かしいホームビデオを眺めたり、思い出話に花を咲かせたり、「あら!? 思わずゆっくりしちゃったわ」と笑顔で過ごしていただけました。

喪主様からは「何より、お父さんが一番喜んでいると思います」と、また、ご長男のお嫁さんは「私、昔ながらの白木祭壇とか、そういうお葬式しか知らなかったんですけど。ほんとに素敵ですね。こういう時間」とても感動されているご様子でした。

ご家族が自宅にお帰りになってから、私たちが後飾り壇を組みに伺うと、ご家族全員が2階の趣味部屋に集まっていました。今までお父さん一人の趣味だったものが、お式を経てご家族も一緒に過ごせる空間になったことを感じました。

私にとってアーバンフューネスで働くことの醍醐味は、さまざまなお客様と話をして、そこからいろいろ学べること。それが、やっぱり凄い。自分も会社も現状維持ではなく、常に変化し続けること、それに価値を見出して、応援してくれる仲間と体制が整っていること。アーバンフューネスだからこそ、出来る環境に身を置いて、自分にしか出来ないことにこれからもチャレンジしていきたいです。

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