FUNERALエンディングプランナー

プランナーインタビュー 詳細

プランナーの役目は「テーマの共有」

エンディングプランナーのお仕事について教えてください。
主には、お客さまであるご遺族さまと打ち合わせをして、お通夜・葬儀の運営をします。月にだいたい7~9件ほどの施行を行いますね。一見するとプランナーの役目は、祭壇や棺などの発注、当日の設営やお客さまのアテンド……などに思えるかもしれませんが、本質はそこではなくて、「お客さまとお葬式のテーマを共有すること」にあると思っています。商品を売るだけではただの物売りで、お客さまはそこに何の価値も見出せません。故人様とのお別れにあたって、どういう時間を過ごせればいいのかをお客さまと話し、考え、共有する。祭壇や棺などはあくまでそういう時間を作るためのものです。テーマの共有ができて、初めてそこに価値が生まれます。

「共感」なんておこがましい、できるのは「気付き」を与えること

お客さまと接するにあたって、気をつけていることはありますか。
「共感」はしてはいけないと思っています。ご遺族の悲しみを理解できるなんておこがましい。わたしたちにできるのは、物事の違う側面や新しい意味付けを提示することによって、考え方・捉え方を変えることだと思います。あるとき、お父さまを亡くされた娘さまが、「父は頑固で厳しかったのに晩年は認知症で素直にありがとうなんて言うようになって、『変わってしまった』という違和感がある」と話されていたことがあって、わたしはこう応えました。「それは一家の大黒柱として鎧を被っていただけで、晩年のお父さまはその鎧を外して、本来のお父さまの一面を見せたのでは?」。こういう風に、ある側面から見るだけで前向きな捉え方も可能になる。こんな気付きを与えることは、きっと人にしか、「わたしにしか」できない仕事なのだと思います。

「面白がれる人」にわたしもなりたい

今後、アーバンフューネスにおいて挑戦していきたいことはありますか。
直近では人事の方に関わらせていただいているので、これから入社してくださる新入社員たちが成長できる環境をどう創れるか、というところでしょうか。わたしは「育成」で引っぱり上げるのは違う気がしていて、引っぱる人がいなくなっても自分で突き進める力を養ってあげなきゃいけません。だから「環境創り」、ですね。
どんな人と一緒に働きたいですか。
「面白がってくれる人」ですかね。忙しいとどうしても最低限で済ませてしまおうという発想になりがちだけれど、そうではなくて、たとえば誰かが行き詰まっているときに「どうしたの?」と声をかけて「なにそれ面白いね、こうしてみれば?」と言えるような人。なかなか難しいことかもしれませんが、わたし自身、そうあれたらいいなと思っています。