FUNERALエンディングプランナー

バレエに捧げた生涯

「俺の人生の喜怒哀楽のすべてが、バレエのなかに包まれている」
舞踊家・石田種生先生のカーテンコール

バレエに捧げた生涯

今から44年前、石田種生先生と団員4名で船出した「東京シティ・バレエ団」。海外や数々の舞台で主演、演出家として作品を発表。文化庁・舞台芸術創作奨励賞や旭日小綬章、紫綬褒章を受賞。原爆をテーマに脚本・演出を手掛けた「ヒロシマのレクイエム」では、主役のバレリーナを全身包帯姿で踊らせ、魂を揺さぶる鮮烈な表現で話題を呼びました。踊りには決して妥協を許さない、しかし愛情にあふれた指導を受け、数多くのダンサーが道を切り拓いていきました。

第一部 お別れ会の開演

開演のブザーとともに幕が開き、青く幻想的に浮かび上がる舞台。「舞踊家として生きた先生を見送る、最高の舞台をつくりたい」という皆様の思いから、あえて花祭壇ではなく、バレエの象徴であるバーと作品ポスターに囲まれた空間をご用意。

「先生がいらっしゃらなければ、今の私はありません」「これからも天国から怒鳴ってくださいね」水盆の上に、デンファレの花を浮かべていただく際、教え子の方々の目に涙が光っていました。

第二部 在りし日のお姿と愛した味を

第二部で上映されたオリジナル映像には、舞台上で躍動するお姿、稽古場で指導する鋭い視線、生き生きとした笑顔が。そして実際に使用されていた台本やシューズなども展示。

石田先生は、稽古が終わると「おーい、コーヒー飲みに行かないか?」と、団員の皆様に声をかけ、いつもの喫茶店に。その喫茶店のケーキをデザートとしてご用意いただき、石田先生の愛した味をしのんでいただきました。

第三部 フィナーレは万雷の拍手で

ご葬儀という形で、いったん幕を閉じた石田先生の人生。先生を慕う皆様の手で、舞踏家としてのカーテンコールが執り行われました。お別れ会の開演と共に上がった幕は、盛大な拍手の中ゆっくりとおろされていき、終焉。この「最後の舞台」が、石田先生の思いを受け継ぐ方々にとって、大切な心の記念碑となることを願い、お手伝いさせていただきました。

内容とお写真は、ご家族・会社様のご了承を得て掲載させていただいております。